東京で墓じまい・散骨など遺骨処分の費用を抑える方法について

東京で遺骨処分にお金をかけない方法

遺骨処分方法は、遺骨がどこにあるのかで変わります。例えば、遺骨が骨壺にある、またはこれから遺体を火葬するといったケースなどです。その中でお金をかけずに処分できる方法を解説します。

火葬場で引き取ってもらう

これから遺体を火葬するのであれば、火葬場へ引き取りを依頼できます。通常は火葬で遺骨という骨だけ残る状態にしますが、遺族が希望すれば遺体を遺灰になるまで焼くことができ、そのまま火葬場が引き取ることも可能です。

ただし、遺骨の引き取りには1万円程度費用がかかる点と、すべての火葬場で引き取りしているわけではない点に注意が必要です。

散骨する

遺骨を粉状にし、海や山へ散骨する方法です。墓や永代供養に比べて費用を抑えられますが、実施する際にはいくつかのルールを守る必要があります。人間の遺骨を散骨する場合は、一片が2mm以下になるように砕き、然るべき場所で遺灰を撒かないといけません。散骨は自分で行っても構いませんが、その場合は自分で遺骨を粉にすることになってしまいます。なお残った骨壺は、不燃ごみとして処分すれば問題ありません。

また、山や川、公園などの土地には所有者がいるため許可が必要ですし、海であっても他人に迷惑のかからない場所を選ぶべきです。なお、自分で散骨できないとなれば、業者に散骨を依頼する方法があります。

合同葬で埋葬する

供養できなくなった遺骨は、合同葬で納骨して供養する方法があります。合同葬とは、一箇所の墓に複数人分の遺骨を納骨する方法で、寺院やお寺、納骨堂などの永代供養などで依頼することができます。

ただし、合同葬は他の人の遺骨と一緒にお墓に納骨するために、一度納骨したら特定の遺骨だけ取り出すことはできません。また、合同葬の他に、遺骨を処分する方法としては、比較的費用がかかります。

【東京】お墓にある遺骨を処分するケース（墓じまい・無縁仏など）

一度お墓に納骨した遺骨を処分したいという場合もあります。しかしいつでも自由に墓から取り出せるわけではありません。ここでは、お墓を整理して遺骨を処分する方法と、それ以外の方法を詳しく解説します。

墓じまい

お墓を壊して遺骨を取り出す作業を「墓じまい」といいます。つまりお墓から遺骨を取り出し、別途他の処分方法を考えなければいけません。墓じまいの手順は以下のとおりです。

1. 石材店に依頼
2. 開眼供養
3. 遺骨取りだし
4. 遺骨運搬
5. 遺骨を新しい場所で供養

墓じまいをするときは、改葬許可証を取得しておきます。一方、石材店への連絡と開眼供養は必須ではありません。しかし、お墓によっては開眼供養を行わないと遺骨を取り出せないところもあるようです。なお、取り出した遺骨はお墓など別の場所へ納骨する、散骨するなど他の方法で処分します。

墓じまいをする理由として一番多いのは、お墓を継ぐ人がいないという点でしょう。少子高齢化や核家族化、離婚率の増加、未婚・晩婚化などにより、「子どもがいない」「親族がいても付き合いが少ない」という家庭も多いでしょう。

また、結婚や就職などをきっかけに、お墓参りから足が遠のいてしまったというケースもよくあります。こういった理由によりお墓の管理が難しくなり、墓じまいを考える方は多くいらっしゃいます。

近年は、価値観の多様性に伴い「お墓は先祖代々継承していくもの」という意識が希薄になってきています。お墓を維持するためには、維持管理費が必要になります。「子どもにお墓を管理する経済的負担をかけたくない」という理由で、自分たちの代で墓じまいをする方もいらっしゃいます。

永代供養

永代供養とは、お寺や納骨堂に遺骨を納め、家族の代わりに霊園や寺院が遺骨を管理し供養することです。どのようなお墓で、どれほどの期間に渡って供養するかで費用は異なります。

お墓には先ほど挙げた合同葬もありますが、樹木葬や一般的なお墓のように個別葬なども選べます。樹木葬とは、遺骨を木の周辺に埋葬し、木を墓標のようにして供養する方法です。ただし、樹木葬を行っている霊園でなければ納骨できないので、注意してください。また、永代供養では、基本的に一定期間を経過すると合同葬へ移します。

土に還す

お墓の内部には「カロート」という納骨室があり、その床部分が土であれば遺骨を埋めて土に還すことができます。ただし、お墓の管理者が許可しない場合もあるため、必ず相談してから行うようにしてください。

無縁仏になる

お墓の管理料を滞納し、遺族が遺骨の引き取りを拒否すると無縁仏として処理されます。霊園や寺院のお墓に納骨した場合は毎年管理料が発生しますが、管理料が支払われないと、お墓は放置された状態となり、やがて無縁仏として合祀（他の遺骨と同じ場所へ埋葬すること）になるのです。管理したくないので無縁仏にしてくださいという依頼はできませんし、あまりおすすめできる方法ではありません。

【東京】墓じまい後の遺骨処分に困ったら海洋散骨をご検討ください

遺骨を処分する場合はいくつか選択肢があり、永代供養や散骨、火葬場での引き取りなどがあります。これらの中でも、比較的手軽に行える方法は散骨です。遺骨を一片2mm以下に砕く必要がありますが、一度散骨すれば遺族は供養から解放されます。土地所有者の許可が不要な海であれば、散骨までの準備もそれほど必要ありません。

東京には、海洋散骨のサポートを行う会社が数多くあります。遺骨処分にお困りの際には、ぜひ海洋散骨を行う会社に問い合わせてみてください。

【東京・横浜】海洋散骨～わたる～は、海洋散骨を行っています。ご遺族様が船の上から散骨するプランや散骨代行プランなどをご用意していますので、東京で遺骨処分にお困りの際は、【東京・横浜】海洋散骨～わたる～にご相談ください。