ペット散骨プランや注意点について

【横浜】ペットと人の散骨に違いはある？

家族の一員として大切にしていたペットが亡くなると、最近では人と同じようにお葬式・火葬をして見送りたいと思う飼い主様が増えてきました。火葬後、ペット霊園に納骨する飼い主様もいれば、自然に還してあげたいと海洋散骨を選ぶ飼い主様もいて、弔いの方法も多様化しているのです。

ここでは、ペットの遺骨を海洋散骨しようと検討される方のために、人とペットの散骨の違いを解説します。

ペットに埋葬許可証は必要ない

ペットと人と海洋散骨の違いはほとんどありません。人と同じようにペットの遺骨を散骨することに法的な規制はなく、節度やモラルを守って散骨するのであれば特に問題はないのです。

ただし、1つ違うのは、人は亡くなると自治体にて死亡届を提出し、埋火葬申請許可申請書を提出して火葬許可証と埋葬許可証を受け取る点です。海洋散骨を行う場合は、海洋散骨業者に埋葬許可証を提出します。

埋葬許可証は、火葬した遺骨をお墓などに納骨する際に必ず必要な書類です。現在では一部の地域を除いて9割以上の地域が火葬後の納骨となっていますが、かつての日本では土葬が主流であったため、「埋葬＝土葬」という意味で埋葬許可証になっています。

ペットの場合は自治体より埋葬許可証は発行されないため提出する必要はありません。埋葬許可証以外はペットと人との海洋散骨の違いはありませんが、散骨証明書の発行は海洋散骨業者によって異なるため、打ち合わせの時に確認をしておくことをおすすめします。

海洋散骨は3方法

海洋散骨には主に3つの方法があります。家族だけで船を貸し切りゆっくりとお別れをする方法と、他の家族と合同で船に乗り散骨をする合同葬、飼い主様は同行しないで海洋散骨業者が代わりに散骨する代行葬です。

それぞれに費用や方法が違い、費用面でいうと船を貸し切って散骨をする方法が最も高く、次に合同葬、そして最後が代行葬になります。

【横浜】ペット散骨で注意したいこと

ここでは、ペットの散骨を行う際の注意点を解説します。

基本的には人と同じ

ペットの散骨で気を付けたいことは、基本的には人と同じで必ず粉骨をして、節度やモラルを守ることです。ただ、人とは違うのは飼い主様にとってペットは大切な家族の一員であったとしても、他の人が同じ考えとは限りません。

中にはペットと人を同じように扱うことを嫌がる方もいらっしゃいます。特に合同葬を行う場合は以下の点を注意してください。

散骨に関係する法律

ペットの散骨を規制する法律はありませんが、散骨をする場所に関して規制があります。散骨業者に依頼をして散骨する場合、業者はこうしたことを熟知しているので問題はありませんが、個人で海洋散骨する場合には気を付けないと後々トラブルになることがあります。

墓地埋葬法

この法律は火葬業者、納骨堂や墓地霊園の経営者に向けた法律ですが、個人で散骨を行う場合は気を付けたいのが「第4条」です。

ここには、「埋葬または焼骨の埋蔵は、墓地以外で行ってはならない」と定められています。これは正確には火葬後の遺骨は墓地以外の区域に埋めてはならないということですが、一般的には公共の場などの人が集まる場所に散骨しないようにと解釈されているのです。

漁業法

次に、海洋散骨では漁業法も関係します。第143条には「漁業法または漁業協同組合の組合員の漁業を営む権利を侵害したものは、20万円以下の罰金に処する」と定められているからです。

これは漁業権の侵害についての記載で、漁業権は地域によって異なりますが、岸から2～5㎞で設定されている所がほとんどで、この地域で海洋散骨をした場合に、風評被害になる可能性があるため気を付けなければいけません。

他にも、散骨する自治体によっては条例によって規制されていることがあるため、その地域の条例を確認するようにしてください。

横浜でペットの海洋散骨プランについて

ペットの海洋散骨には、人の場合と違い埋葬許可証は必要ありません。基本的に人の散骨と同じルールで行いますが、個人で行う際は、漁業法などの法律や自治体ごとの条例を事前に確認することが大切です。

【東京・横浜】海洋散骨～わたる～では、人と同じように大切なペットをお見送りしたいと願う飼い主様のために、ペットの海洋散骨プランをご用意しており、人と同じように心を込めてのお見送りをお手伝いしたいと考えています。東京や横浜でのペットの海洋散骨のことなら、【東京・横浜】海洋散骨～わたる～へお任せください。