遺骨の処分方法で違法になるケースについて

【東京・横浜】遺骨の処分方法で違法になるケースとは

遺骨は不適切な方法で処分をすると違法となるので、注意が必要です。それでは、どのようなケースが違法となるのでしょうか。

ゴミとして出す

遺骨をゴミに出すのは、死体遺棄罪に問われます。遺骨をゴミとして扱うのは故人に対しての冒涜です。屈辱的な行為であるために、処分に困るからといって遺骨をゴミとして出してはいけません。遺骨を自分で処分できない場合は、行政担当者や葬儀社に相談するべきです。

意図的に忘れ物として置く

遺骨の入った骨壺をどこかに置いていく行為も死体遺棄罪にあたります。ついうっかり忘れてしまったという場合も同様で、例えば役所のトイレや電車の棚などに置いていく行為がこれに該当するでしょう。遺骨を放置する方は1年間に数十件も発生しているので、「自分だけは大丈夫」と思ってはいけません。

死体遺棄罪になると、3年以下の懲役です。火葬済みであれば法律に触れない遺骨処分となりますので、処分に困ったら散骨代行業者に依頼するのもおすすめです。

粉骨せずに撒く

十分に粉骨せずに撒く行為も死体遺棄罪にあたります。遺骨であることが分からないよう、一片が2mm以下になるように砕くのが一般的です。自分で粉骨しても構いませんが、粉骨代行業者に頼むと確実だといえます。

禁止されている場所での散骨

遺骨を粉にしたとしても、禁止されている場所での散骨は違法です。自治体によっては禁止場所を設定しており、特に海水浴場や漁場、農場などは禁止エリアになっています。また私有地に撒くとなれば、その土地の所有者の許可が必要です。

自分で散骨するとなれば、許可エリアかどうかの確認が必要ですが、散骨代行業者に散骨を依頼すれば、許可エリアでの散骨となるため、事前に確認する手間が省けます。海洋散骨なら、船に乗ってそのまま散骨することも可能です。

【東京・横浜】遺骨の処分方法について

遺骨は放置したりゴミとして捨てたりしては違法となるために、然るべき方法で処分しなければなりません。どのような方法があるかを解説します。

火葬場で遺灰を処分

通常、火葬場では遺体を遺骨になるまで焼きますが、遺族が希望すれば遺灰になるまで焼くことも可能です。そのまま遺灰を受け取ることもできますが、お願いすれば遺灰を火葬場で処分してもらうこともできます。そうすれば手間がかかりません。

ただし処分料としていくらかの費用が発生します。すべての火葬場が遺灰引き取りに対応しているとは限らないため、事前の確認が必要です。

散骨する

遺骨は散骨して処分できますが、そのままの形で散骨すると違法です。一片2mm以下になるように砕き、許可を得た場所で散骨する必要があります。自分で粉骨しても構いませんが、散骨代行業者を利用するのが賢明です。散骨というと通常は海上散骨のことで、船に乗って海に向けて散骨します。個人で行う場合、費用はかかりませんが、代行業者を利用すれば費用がかかります。

合同葬や樹木葬にする

お墓にある遺骨を処分する方法として、合同葬や樹木葬という方法があります。合同葬は他の遺骨を一箇所にまとめて納骨して供養する方法です。その後は僧侶が合同葬のお墓を供養していきます。樹木葬は、遺骨を埋めた上に樹木を植えて、それを目印に供養する方法です。あらかじめ植えてある樹木の下に埋める方法もあります。

永代供養してもらう

菩提寺があればお寺に依頼して、なければ納骨堂などの永代供養墓を利用して、永代供養することも可能です。遺族に代わり寺院や霊園が遺骨を管理して供養してくれます。永代供養は17回忌や33回忌までなど、お墓ごとに供養期間が決まっており、その後は合同葬での供養を行います。

散骨代行業者に相談・依頼すればスムーズに遺骨処分できる

遺骨はゴミとして捨てたり、どこかに勝手に放置したりすると違法となるため、然るべき方法で処分しなければなりません。散骨する場合は、粉々に砕き一片が2mm以下になるようにしてから散骨する必要があります。そして広い森や海などで行うのが一般的です。法律に触れてしまわないか心配な場合は、業者にご相談いただくのが確実です。

【東京・横浜】海洋散骨～わたる～は海洋散骨を行っている散骨代行業者です。ご納得いただける料金とプランをご用意していますので、ぜひ一度ご相談ください。