ペットの遺骨処分に散骨を選ぶ理由について

ペットの遺骨を散骨した方が良い理由とは？

ペットが亡くなった後、多くの飼い主は火葬して遺骨は自宅に持ち帰ります。遺骨をどうするかは飼い主次第ですが、主な選択肢は以下のとおりです。

• 手元供養
• 自宅の庭に埋葬
• お墓に埋葬

手元供養をするとなれば、自宅にペットの遺骨が入った骨壺を保管しますが、骨壺が家の中にあるとどうしても自然と目に入るので気持ちがよいものではありません。また遺骨は湿気を吸いやすいため、保管を間違えると遺骨がカビだらけになります。そのため、自宅の庭に埋葬するならば、庭の一角をお墓のようにしてそこに埋葬することになるでしょう。

お墓に埋葬する場合は、ペット霊園などで埋葬します。

庭やお墓に埋葬する場合、飼い主が供養しなければなりませんが、将来にわたって供養していくのは大変です。またマンションで暮らしており、埋葬する庭がない方もいます。ペットの遺骨は人間の遺骨と違い、ゴミとして処分することも可能です。しかし、ゴミに出すのは飼い主として気分が良いものではありません。

ペットの遺骨は散骨する

人間の遺骨は霊園や寺院のお墓、納骨堂など納骨する場所が確立されています。ペットの遺骨はペット霊園がありますが、まだお墓へ納骨するという習慣は確立されていないのが現状です。庭やお墓でペットの遺骨を供養するのは大変であり手間がかかります。そうしたときにはペットの遺骨を散骨するのも1つの選択肢です。

ペットの遺骨を散骨する場合、粉々に砕いてパウダー状にして、然るべき場所で散骨します。家の前の道路や下水道、公園などに散骨するのは避けてください。散骨は海や山などの許可を受けた場所なら可能です。

一度散骨すれば、庭やお墓での供養の手間が省けますし、粗大ごみのように遺骨を捨てることもなく、粗末に扱わずに済みます。また、散骨時にはペットとの最後の別れを惜しむ時間を持つことが可能です。

散骨した後の骨壺や遺品の処分方法について

ペットの骨壺は入れ物という扱いであるために、住んでいる地域のゴミ出しルールに従い不燃ごみとして処分することが可能です。骨壺だと気づかれたくない方や骨壺に名前が入っているときは、金槌などで骨壺を割ってゴミとして出します。ペットの遺品整理専門業者もいるので、そのような業者も利用することが可能です。ペットが使用していた首輪や洋服も、そのままゴミとして出すことができます。

愛用品を形見にする

ペットの首輪や洋服、毎日使用していたお皿などの愛用品は写真の隣に置いて形見にしたり、透明ケースに入れて保管したりする方法があります。ケースに入れると埃がつかず汚れにくいので、保管しやすいのです。首輪であればリメイクして、ストラップやキーホルダーにするのもおすすめです。このようなリメイク品であれば、飼い主が毎日使用できます。

ペットの爪や毛が残っていれば、ペンダントやストラップに入れて保管することも可能です。身につけて持ち歩く方もいます。保管する場合は、カビや腐食などの汚れが発生しないよう注意しなければなりません。また見えると嫌がる方もいるので、中身が見えないように保管することをおすすめします。

お寺でお焚き上げする

首輪や洋服をゴミとして捨てるのに抵抗がある方は、お寺でのお焚き上げも1つの方法です。ただし基本的にお焚き上げでは燃やすため、金属類や陶器類などの燃えない素材のものはお焚き上げできません。

近くの寺院やお寺を調べてお焚き上げできる場所を探したり、年末年始などに告知した寺院やお寺にペットの遺品を持っていったりしてお焚き上げを行います。粗大ごみになるような大きなものは受け付けてもらえません。また、1回につきお焚き上げ料金として数千円の費用がかかります。お焚き上げしたいものがあるのであれば、事前に連絡して受け付けてくれる品かどうかを確認すると確実です。

ペットの遺骨を散骨！業者に依頼しよう

ペットが亡くなった際、遺骨を庭に埋葬したりお墓に埋葬したりして供養するのが一般的です。しかし家庭の事情で供養できない場合や、埋葬して供養するのは大変だと考える人もいます。そうしたときは散骨を行うことで、その後の供養の手間がかかりません。散骨には海洋散骨や山への散骨などの方法があり、基本的には遺骨を砕いて粉状にしてから散骨します。

【東京・横浜】海洋散骨～わたる～は海洋散骨を専門に行っており、ペットの散骨にも対応いたします。ご検討されている方はお気軽にご相談ください。