ペットの墓じまい後の散骨方法に関して

墓じまい後のペットの遺骨を散骨する方法とは？

横浜での散骨に関して、「墓じまいした後のペットの遺骨を散骨したい」という相談も少なくありません。ペットの散骨と、その方法についてご紹介します。

ペットのお骨の処分方法としての散骨

可愛がっていたペットをお骨にして自宅や納骨堂で弔っていたけれど、環境の変化で墓じまいしなければならなくなってしまった場合には、散骨という方法があります。骨壺やお墓の管理を継続することが難しくなった場合など、短期間で自然に還すことができる散骨はおすすめの方法です。

遺骨を粉状にする

散骨の際には、遺骨を粉状にする粉骨という作業を行わなければなりません。骨の形が分かるまま散骨してしまうと、散骨した骨を他の動物が掘り返してしまったり、工事などで骨が発掘されてしまったりして、亡くなったペットも安らかに眠ることができないからです。粉状にすることで遺骨が自然に還るまでにかかる時間を短縮できるので、骨が掘り返されてしまうことを心配する必要がありません。

散骨をする場所を決める

散骨をする場合には、散骨場所を決める必要があります。散骨とはいっても、陸の場合には骨粉を撒くのではなく、しっかりと埋めた方が安心です。所有する土地に散骨する場合でも、周辺に迷惑がかからないように配慮しなければなりません。

また、湖や川など、周辺の水源となるような場所への散骨は禁物です。海へ散骨をする場合には、海洋散骨業者に依頼するなどして、観光業や漁業の風評被害につながらないように注意してください。

散骨後の手元供養品を用意する

墓じまいをして散骨すると、ペットを思い出した際に拠りどころがなくてさみしくなってしまうことがあるようです。手元におけるペットの写真や骨粉の一部を入れられる手元供養品などを用意しておくことで、いつまでも愛するペットを身近に感じることができます。

ペットの散骨にかかわる法律について

墓じまい後に散骨を横浜で行う際には、ペットの散骨ではあっても法律に触れることがないかどうかは気になるところです。ここでは、ペットの散骨にまつわる法律について解説します。

「動物霊園事業に係る廃棄物の定義」について

1977年に現在の環境省、当時の厚生省環境局が宝塚市からの疑義に回答した通知には、「動物霊園事業において取り扱われる動物の死体は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の廃棄物には該当しない」とあります。つまり、ペットの遺体を火葬しても、廃棄物処理法違反にはならないということを示しています。

散骨に関する法律

人の遺体の扱いに関して定めた法律には、「墓地・埋葬等に関する法律（墓埋法）」と「刑法」があります。しかし、いずれの法律も直接散骨に触れている条目はなく、現時点では業界のガイドラインに頼っているのが実情です。

最近になって、一部の自治体では、条例などで墓地以外での散骨の禁止を定めるところも出てきています。ただし、これらは人の遺骨を散骨する場合であり、ペットの散骨について定めたものではありません。

ペットの火葬などに関する条例

ペットの火葬についても、条例を制定する自治体が増えています。多くの場合、火葬場だけでなく、墓地や納骨堂を設置する場合には自治体の許可が必要です。自宅の庭に飼っていたペットを埋葬することを妨げるものではありません。

明確な法律がないからこそ、配慮が必要

ペットの散骨に直接かかわる法律はありませんが、散骨をする際には環境や周囲の人への配慮が必要です。

• 公共の場や他人の敷地に散骨しない
• 自宅の庭に散骨する際には、風で敷地外に飛んでいかないように配慮する
• 川や湖など水源になる場所には散骨しない

上記の点を踏まえたうえで、散骨するかどうかを決めることが大切です。

【横浜】墓じまいしたペットの遺骨を海洋散骨で自然へ

横浜で散骨をすれば、墓じまいした後のペットの遺骨を短期間で自然に還せます。人の散骨の場合には業界のガイドラインに沿って行われますが、ペットの散骨の場合も、遺骨を粉状にすることは絶対条件です。水源の近くや公共の場などは避け、周辺に迷惑にならないような散骨場所を決め、陸の場合には撒かずに埋めると安心できます。

散骨後の手元供養品を用意することで、いつまでも愛するペットを身近に感じることが可能です。ペットの散骨も、業界ガイドラインを遵守している【東京・横浜】海洋散骨～わたる～にお任せください。