散骨業者の選び方のポイントを解説

【横浜】海洋散骨の業者の選び方とは？

散骨を横浜で検討する際には、海洋散骨業者の口コミなども気になるものです。しかしポイントを押さえていないと、口コミ評価はよかったけれど遺族が希望していた海洋散骨ができなかったということになってしまいかねません。ここでは、業者を選ぶ際にチェックしておきたいポイントをご紹介します。

希望する海での散骨ができる

「故郷の海に散骨したい」「思い出の旅行先の海に散骨したい」など、海洋散骨を行う場所の希望がある場合があります。故人が生前決めている場合もあれば、遺族が希望する場合もあります。希望から遠く離れてしまうことは避けたいところです。

希望がある場合は、その海や周辺で散骨をしている業者があるかどうかを確認することから始めることをおすすめします。

日本散骨協会ガイドラインを守っている

海洋散骨の業界団体「日本海洋散骨協会」では、散骨に関するガイドラインを次のように定めています。

• 粉骨の義務：骨と分からないように2mm以下にする
• 散骨場所の選定：不快な思いをさせないような海域を選ぶ
• 自然環境への配慮：自然に負荷を与えない
• 安全確保：船舶と乗客の安全確保

散骨証明書を発行してくれる

散骨ではお墓などがないので、散骨証明書を発行してもらうことで、遺族が「弔った」という実感を持つことが可能です。ガイドラインでも、散骨した場所の緯度・経度を示した散骨証明書の交付が義務付けられています。

丁寧に説明してくれる

海洋散骨はまだ一般的な埋葬方法ではなく、身の回りにも体験者は少ない状況ではないでしょうか？散骨にかかる費用についても把握したいところですし、適した方法を選ぶためには相談しなければなりません。

海洋散骨業者を選ぶ際には、丁寧に説明し相談に乗ってくれる業者を選ぶことが大切です。

【横浜】海洋散骨の注意点やルールについて

横浜で散骨を依頼できる業者に海洋散骨を依頼する際には、遺族側が気を付けなければならないことも少なくありません。ここでは、海洋散骨の注意点についてご紹介します。

散骨した場所の詳細を他人に話さない

海洋散骨に対する印象は「自然に還る」イメージを持つ人もいれば、マイナスなイメージを持つ人もいるものです。海洋散骨を行っている地点がうわさ話で広がったり、口コミサイトなどに書き込まれたりすると、その海域周辺の観光業や漁業を営んでいる人に迷惑がかかってしまうことがあります。親族以外には、詳しい地点を話さないようにすることが大切です。

散骨当日の体調管理

散骨をするための船舶に遺族が同乗する場合には、船酔いで具合が悪くなってしまったり、早朝に出向するため体調を崩してしまったりすることも少なくありません。小さな船舶は揺れやすく、空調管理も難しいので特に注意が必要です。

散骨のタイミングでぐったりしてしまうようでは、悔いが残ってしまいかねません。海洋散骨をする日に合わせて睡眠をしっかりとり、体調を整えることが大切です。船酔いしやすい方は酔い止めを飲んでおくことをおすすめします。

弔いの拠点を決めておく

海洋散骨では、故人を偲び、遺族の心にできた隙間を埋めるための「弔い」の拠点が持ちにくくなり、不安になってしまうことがあります。そのため、故人のことを思い出したいときや、心の中で話しかけたいときに拠点となるものや場所をあらかじめ決めておいてください。

遺影を用意して設置したり、遺灰の一部を入れることができる手元供養品などを活用したりして、遺族の心の中の故人の拠点にするのがおすすめです。

散骨業者の選び方で口コミ以外にも散骨場所をチェック！

海洋散骨を業者に依頼する際には、希望する海で散骨ができるかどうか確認し、日本散骨協会ガイドラインを遵守して、丁寧に説明してくれる業者を選んでください。また、散骨した場所の詳細については、他人に話したり口コミサイトに書き込んだりしないようにし、散骨当日の体調管理に配慮することが大切です。海洋散骨では、故人を偲び、遺族の心にできた隙間を埋めるための「弔い」の拠点が持ちにくくなることがありますので、弔いの拠点を決めておくことも大切です。