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皆様はどう感じますか?ご遺骨を食べる骨噛みと粉骨サービス

骨噛みとは、火葬後のご遺骨を食べる風習です。大切な人を失った悲しみは非常に大きく、ぽっかりと開いた心の穴は簡単には埋めようがありません。「ふと気が付いてみればご遺骨を食べていた」という話は意外と多いものです。「肉親のご遺骨を食べた名優たち」や「骨噛みの風習」、「死者の魂と一体化するという日本人の死生観」、「死者の生命力にあやかって遺骨を食べる風習」といった、ご遺骨を食べる骨噛みの詳細を以下にご紹介していきたいと思います。

Contents

ご遺骨を食べる骨噛みと粉骨サービス① 肉親のご遺骨を食べた名優たち

宮川サトシの大人気エッセイ漫画『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』が映画化されましたが、火葬後のご遺骨を食べる風習があるという話をご存じでしょうか。初めて聞く方には信じられない話かも知れませんが、ご遺骨を食べるということは、愛情に溢れた行為でもあるのです。

勝新太郎は父親が亡くなった際に遺骨を食べて「とうとうお別れだけど、これで父ちゃんは俺の中に入った」と話したという。また、高倉健が母親の遺骨をかじったとき、近くにいた高倉健の妹たちは「お兄さん、やめて」と悲鳴をあげたが「理屈ではなく、そのとき、お母さんとどうしても別れたくないと強く思ったのだ」と自分の気持ちを素直に著書に記している。(『極限状態の心理学 無人島で人はどんな行動に出るのか?』知的発見!探検隊著)

昭和の大スターたちのように、火葬後のご遺骨を食べることは実際にあります。しかし、故人を体に取り込むということであれば、粉骨も視野に入れてみては如何でしょうか。

ご遺骨を食べる骨噛みと粉骨サービス② 骨噛みの風習

火葬後のご遺骨を食べることは、昔から「骨噛み」や「骨かじり」、「骨こぶり」といわれていました。日本全国で行われていたわけではありませんが、愛媛や兵庫、愛知、新潟の一部地域では骨噛みを行っていたことが確認されています。愛媛や兵庫では、火葬後の灰や粉々に砕いたご遺骨を近親者で飲んだという説話もあるそうです。福岡の筑豊弁や博多弁にも「骨噛み」という言葉は残っており、宗教学者の山折哲雄氏が『日本文化の深層と沖縄(1996年)』の中で指摘するように、「近親者や知人が焼きあがってきたホトケの骨を実際に噛んで、哀悼の意を表す言葉だった」ようです。また、風習として骨噛みを行っている地域でなくとも、(勝新太郎や高倉健のように)故人への溢れる想いから衝動的に骨噛みをしたという例も散見されます。しかし、火葬後の焼骨には、特定有害物質である六価クロムが環境基準(検液1Lにつき0.05mg以下)の数倍から数十倍含まれている場合がありますので、粉骨業者に六価クロムの処理をして貰うことをお勧めします。

ご遺骨を食べる骨噛みと粉骨サービス③ 死者の魂と一体化するという日本人の死生観

骨噛みの風習が行われる理由の1つは、故人の面影を偲び、死んだ後もずっと傍にいて欲しいと思う願いからです。心から愛した人を失った時、ご遺骨を食べることで自身と一体化するという、ひとつの愛のカタチを表している行為といえるでしょう。また、愛する人を死によって奪われるのは相当の悲しみがありますので、死者の魂と一体化するという神秘的体験を得ることによって、「死」を超越するという理由があるかも知れません。形見の品を肌身離さず持ち歩くだけでは物足りない人には、粉骨をしてパウダー状になったご遺骨を食するということも一考の余地があるでしょう。

ご遺骨を食べる骨噛みと粉骨サービス④ 死者の生命力にあやかって遺骨を食べる風習

骨噛みの風習が行われるもう1つの理由は、故人が健康長寿の大往生だった場合、その生命力にあやかりたいという願いが込められています。

葬儀の場面でお骨を食べる社会文化的儀礼または風習としての「骨噛み」を行ってきた地域も存在する。長寿を全うした死者や人々に尊敬されていた人物などが被食対象となっていることから、死者の生命力や生前の能力にあやかろうとする素朴な感情が根底にあるとみられる。最愛の配偶者の遺骨をかむことは、強い哀惜の念からと思われ、これらは素朴な感情表出として受け止められている。(『現代日本の食屍習俗について』近藤雅樹著)

文化人類学・民俗学として考察すれば、骨噛みは社会的行為としてのカニバリズムの一種であり、ある特定の社会では、対象の肉を摂取することにより、自らに特別な効果や力、または栄誉が得られると信じられている場合と同様に考えられます。10万年前のネアンデルタールから続く、食人、食人俗、人肉嗜食(じんにくししょく)といった風習が葬儀というクローズドされた場で、対象が肉親の骨ということもあり、看過されてきたのです。もし骨噛みが風習として廃れていったとしても、粉骨によって(骨噛みに)近い行為が今後も生き残り続けるのではないでしょうか。

まとめ

ここまで「ご遺骨を食べる骨噛みと粉骨サービス」を紹介してきました。太古の昔から「骨噛み」という火葬後のご遺骨を食べる風習は各地に散見され、それは故人への供養や愛情表現のひとつでした。勝新太郎や高倉健といった昭和の名優たちも故人への溢れる想いから衝動的に骨噛みをしたという逸話があります。骨噛みの行為には、死者の魂と一体化するという神秘的体験を得ることによって、「死」を超越するという日本人の死生観を感じ取ることもできます。現在でもご遺骨を食べる風習が残っている地域もあるとされていますが、今後は粉骨業者に六価クロムの処理をして貰ってから体内に取り込むことがスタンダードな世の中になるかもしれません。この記事が皆様それぞれに適した供養を選択する上でお役に立つことができたら嬉しいです。お読み頂きありがとうございました。

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